goodkagu’s diary

家具のあれこれ情報発信

おしゃれなお部屋をつくろう

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インテリアデザインを決定する基本的な要素は、床、壁、天井、照明です。ここから、お部屋づくりを始めるのは、工事が必要になり時間も費用もかかります。そこで床や壁を変えないで、おしゃれなお部屋づくりを考えてみましょう。まずは、イメージです。アジアンエスニック、クラシック、レトロなど、はっきりとしたイメージがあれば簡単です。そのスタイルのシリーズ家具で統一すれば実現します。でもそれは少数派でしょう。大多数の人は、はっきりとしたイメージはないけれど、おしゃれで心地よく、友人が来ても褒められそうなお部屋づくりを望んでいるのではと思います。現在の分譲マンションの多くは、無地のカーペット、フローリング、無地の壁です。これは配置する家具しだいで、お好みのインテリアがつくれる条件が整っていることでもあります。目指すお部屋は、個人によってバラバラですが、デザインのルールは共通です。必須のルールはバランスで、これを考慮することが始まりです。
 
【サイズについて】
 
1:ローベッドやローソファなど、低い家具を配置した場合。壁の広さが目立つのでお気に入りの絵画を飾る。
2:チェストベッドやハイバックソファなど、高さのある家具の場合。圧迫感が出ないように壁面に配置する。
3:狭いお部屋に大きい家具を配置する場合。出来るだけシンプルデザインで明るい家具を選ぶ。
4:家具を配置してスペースがあまった場合。ラック、チェスト、オブジェなどで空間を分割する。
 
【カラーについて】
 
1:グレーのソファとブラウンのチェストなど、家具の色が違う場合。クッションや装飾品の色で調和させる。
2:レッド、イエローなど、鮮やかな家具を配置する場合。カーペットやカーテンの色を抑えて落ち着きを保つ。
3:床がグレー系の場合。ビンテージ家具などのブラウン系よりも、ナチュラル、モノトーン系が合わせやすい。
4:床がベージュ系の場合。白や黒のモノトーン系よりも、ナチュラル、ブラウンの家具が合わせやすい。
 
【スタイルについて】
 
1:色やデザインなど、個性の強い家具を取り入れる場合。他の家具の色やデザインをできる限り統一する。
2:スタイリッシュモダンな家具を取り入れる場合。家具と同系色で無地のカーペットやスチール素材のオブジェなどを加える。
3:アジアン家具などエスニック調を取り入れる場合。観葉植物、暖色系カーペット、天然木オブジェなども同時に加える。
4:クラシック家具を取り入れる場合。カーテンや照明とのコーディネートが重要。家具に合わせた重厚感のあるものを選ぶ。
 
【素材について】
 
1:ファブリック素材とレザー素材の家具を並べる場合。暖色系、寒色系など、色調をそろえて違和感を減らす。
2:レザー家具を初めて配置する場合。存在感が強いので、装飾のないデザインで高さを抑えた低い家具を選ぶ。
3:スチール製の家具を初めて配置する場合。厚手のシャギーラグなどと組み合わせて家具のボリューム感を調節する。
4:天然木は様々な木目がありますが、どんなお部屋にも合う素材。チェックポイントは鏡面加工などのテクスチャーです。
 
【最近の家具トレンド】
 
1:西海岸テイスト。アメリカ西海岸をイメージさせる開放的で遊び心のあるデザイン。レトロモダンを進化させ、時代を超えた一段上のヴィンテージスタイル。1960年代のインダストリアルデザインを彷彿とさせる木とスチール素材の組み合わせが、懐かしくも新しい印象を抱かせます。木には節があり、それらは本物のアンティークのように一点一点異なっています。部屋の主役になること間違いなしの存在感を放ちます。
 
2:シャビーシック。1980年代、イギリス人女性レイチェル・アシュウェルによって確立されたデザインスタイル。傷がついたテーブルや棚、ペンキが剥がれたようなチェアなど、使い込まれた表面が特徴です。クラシカルだけど新鮮、古めかしいけれどエレガント。名前どおり、2つの相反するテイストを組み合わせたスタイル。エレガントでありながら、シンプル・ナチュラルテイストのお部屋にもほどよく馴染みます。
 
※デザインや好みは個人的なもので、上記は絶対的なルールではありません。1つでもご参考になれば幸いです。
※あえてバランスを崩したおしゃれなインテリアもあります。自信があれば、ぜひ挑戦してみてください。

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